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家づくりコラム

2022.02.07

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▼木造住宅の地震への強さとは?

#管理人さん

地震大国日本

   
皆様こんにちは!

愛媛で新築を建てようと思ったときにやはり気になるのは地震。
南海トラフ地震が起こると予測されているからこそ気になりますよね。

そもそも、日本は”地震大国”と呼ばれ地震の起こりやすい国です。
この国で”木造住宅”に限らず住宅の地震に対する対策は
日々進化を遂げてきました。

そんな木造住宅の耐震性、地震対策の構造について
少しお話していきます。

木造住宅は弱い?

木造と鉄骨、鉄筋と聞いた時にやはり鉄の方が
耐震性が高いというイメージがある方が多いでしょう。
でも実際には木は柔らかくしなやかな為に
地震の揺れを吸収してくれるという特徴があります。

また、同じ大きさの建物であれば
重さの重いほうが建物が大きく揺れやすいです。

鉄と比べて木の方が軽いために
そもそもの揺れを軽減することが出来ます。

新築を建てるにあたって木造住宅の耐震性を高めるには
鉄やコンクリートなどといった材料ではなく
どのような構造で建てられているのかが重要です。

地震対策への考え方は3種類①:耐震

新築において地震への最も基本的な対策として
耐震と呼ばれるものがあります。

耐震とは、建物自体を頑丈にすることで
地震の揺れに耐えるという考え方の構造です。

建物の建築に使われる柱や金物などを
強度の強いものを採用することで強度を上げます。

地震対策において基本中の基本ともいえる考え方で
揺れは建物に伝わりますが倒壊しないだけの強度で
揺れに耐えることが出来ます。

地震対策への考え方は3種類②:制震

制震とは、地震の揺れを吸収して建物への負担を減らし
地震による被害を減らすという考え方です。

新築時に壁の中に制震装置と呼ばれるものを組み込むことで
地震が発生した際にその制振装置が変形し揺れを吸収します。

そのおかげで揺れを大幅に軽減できるので
家具が倒れたり地震の揺れで転倒してけがをする
といったリスクを大幅に抑えることが出来ますし
建物自体も負担が減るために劣化を抑えられます。
 

地震対策への考え方は3種類③:免震

免震とは、地震が発生したときに揺れが
伝わらないようにして建物を守るという考え方です。

建物と地面の間に免震装置を入れることで
地面と建物を切り離すことで揺れを抑えます。

戸建てではまだまだ少ないですが
実際に高層ビルやマンションでは採用されており
耐震や精神と比べても大きく揺れを抑えることが出来ます。

ですので地震対策として非常に有効ですが
その分導入コストが高くなってきます。

組み合わせてより頑丈な新築を!

新築注文住宅を検討していく際に
最も基本的な地震対策は耐震とお話しました。

もちろん3つとも考え方や技術としては
地震大国日本で磨かれてきた素晴らしいものです。

ですからこの中で1つを選ぶというよりは、
組み合わせて採用したほうが

地震に対してより一層強い住宅が建てられるでしょう。

先ほど言ったように地震の基本的な対策は
耐震ですから、耐震+制震や耐震+免震
という組み合わせで住宅を建てることを検討してみましょう。

日本は地震大国と呼ばれるくらい地震の多い国ですから
新築を建てたとしても地震の不安は絶えません。

建ててから数年の間にも何回も発生する可能性もあります。
その際に建物の負担を軽減し耐えられる家を建てるためにも
耐震性能の高い住宅の建築を任せられる
ハウスメーカーや工務店といった住宅会社を見極めましょう。

まとめ

マイホームを検討する際には
木造住宅がメインになると思います。

忘れてほしくないポイントとしては

①木はしなやかで軽く地震に対して決して弱くないこと
②重要なのは材料ではなく工法、構造であるということ

上記の2つを忘れないでください。


また、住宅を建てる際の地震対策に対しての考え方として
耐震・制震・免震の3種類があり、どれか一つに絞らず
基本である耐震+αで建築することを考えましょう。

そうすることで愛媛で新築を建てる際にも
不安も地震が起こった時の建物への負担も
大いに減らすことが出来ます。


住宅会社へ行った際にはコストやデザインだけでなく
耐震面ではどうなっているかという所も
忘れずに見ておくことが大切です。


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