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家づくりコラム

2022.06.11

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▼止まらない!木材の価格高騰について

#管理人さん

世界的な木材の価格高騰

こんにちは!
新築マイホームをお考えの方の中には
”ウッドショック”というワードを耳にしたことのある人は
多いのではないでしょうか。
このウッドショック、木材費の高騰を意味する言葉で、
2021年以降、日本国内のみならず、
世界的規模でこの問題は大きく取り上げられています。

新築マイホームの建築に直接大きく関わる、
このウッドショックについて今回は
詳しくお話していきます。


ウッドショックはなぜ起きている?

世界的な木材費の価格高騰の背景には、
新型コロナウイルスの影響が大きく関係しています。
リモートワークの増加や、ロックダウンなどの影響から
人口の多いアメリカや中国での住宅需要が急増。
特にアメリカでは、落ち込んだ経済を支えるために
大幅な金利の引き下げなどの金融緩和が行われたことが
住宅購入やリフォーム需要に拍車をかけました。

また、世界一の人口を誇る中国では、経済成長に伴い
産業用の丸太の需要が増加しています。
中国国内だけでは供給が追い付かず、輸入量が増えたことも
世界的な木材需要を押し上げた原因と言われています。

さらに、コロナ禍における巣ごもり需要で、世界的に
ネットの通信販売の利用が増加したことで、
コンテナ不足が発生。
そこに、荷積みや荷揚げなど物流の混雑などが加わり、
木材輸入が困難となったことで、日本での
ウッドショックが加速しました。

今年に入ってからは、ロシアとウクライナの戦争も
愛媛県内(での新築づくりに多大な影響を及ぼしています。

ロシアは、経済制裁への報復措置として日本への「単板」
の輸出をストップしました。
単板とは、新築マイホームの屋根や壁に使用される
「合板」の素材であり、昨年のデータでは総輸入量の
おおよそ8割がロシア産とされています。

これら、さまざまな要因が影響を及ぼした結果、
世界的な木材費高騰につながっています。


ウッドショック、いつまで続くの?

アメリカ国内での木材の高騰は徐々に落ち着きを
見せ始めていますが、ウッドショックの
終わりは残念ながらまだ不透明なのが現状です。

また、ウッドショックの要因の一つに挙げた
コンテナ不足は今もなお続いており、物流に混乱が
生じています。
国連の報告書によると、2023年までにコンテナ運賃の高騰が、
世界の輸入価格を10%ほど押し上げる可能性があると
公表されています。

今後の世界情勢によっては、好転する可能性もありますが、
木材価格の高騰はしばらく続くことが予想されます。


新築マイホームの買い時は?

新築・注文住宅を
お考えの方のなかには、昨今の価格高騰を見て、
いつ家を建てるのか悩まれている方も多いかと思います。

実際、アレスホームにご来店されるお客様からも
いつ建てるのが良いのかわからないといった声や、
もう少し様子を見た方がよいのか・・・と不安に思う声が
多く聞かれます。
上記でお話した通り、今後もしばらくは価格が高騰すると 
予想されています。
また、価格高騰は木材費だけでなく、アルミなどほかの 
建築材料費の高騰も続くことや、物流の混乱から来る 
部材の納期遅れも家づくりに大きく影響してきます。

そして、住宅ローンの金利も今後さらに上がってくる
可能性があります。 
日々、情勢は変わってきますので、一概には言えませんが、
新築マイホームを前向きに検討中であれば、少しでも早く
建てることも選択肢の一つかと思います。


まとめ

今回は、新築マイホームづくりに直結する問題である
”ウッドショック”についてお話してきました。
新型コロナやロシアの戦争など、世界の情勢が
身近な生活にも大きな影響を及ぼしていることには
驚きますよね。
依然、先行きが不透明なところがあることに加え、
新築・注文住宅の購入は
一生に一度ともいわれる大きな買い物ですので、
しっかりと状況を見極めていきたいですよね。

今回お話した内容はあくまで一部になりますが、
アレスホームでは新築マイホームを建てる際に
実際どのくらいの費用になるのか、といった詳しい
返済シミュレーションを昨今の価格高騰の状況を
踏まえてご説明いたしますのでご安心ください。

ご不安・ご不明点はひとつひとつ丁寧に解決していきますので
ぜひ、お気軽にご相談くださいませ。



※画像はすべてイメージです。
 
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