ブログ&コラム BLOG&COLUMN ブログ&コラム BLOG&COLUMN

  1. TOP
  2. スタッフブログ
  3. ●【松山・新築】断熱性能・気密性能について

家づくりコラム

2022.07.04

New

●【松山・新築】断熱性能・気密性能について

#管理人さん

UA値、C値、ηAC値...

 
こんにちは!

新築注文住宅を検討する際、
『広いリビングがいいなあ...』『収納は多く...』
など、理想を挙げていくとキリがないほど
たくさん出てきますよね。
そして、理想の新築マイホームで長く暮らしていくには
夏は涼しく、冬は暖かいといった
過ごしやすい家にするための住宅自体の性能も
とても重要になってくると思います。

実はこの性能、断熱性能は『UA値、ηAC値、ηAH値』
気密性能は『C値』と呼ばれる値で数値化されています。

今回は、この住宅性能の数値について詳しく
ご説明していきます。


断熱性能を図る基準


断熱性能や省エネ性能に
こだわった家づくりを計画すると、『UA値』という
言葉をよく耳にすると思います。
このUA値とは『外皮平均熱貫流率』のことを言い、
基礎や外壁、屋根や窓から外へ逃げる熱量の外皮全体の
平均の数値を表します。
UA値の数値が低ければ低いほど、外に熱を逃しにくい
断熱性能が高いことになります。
また、断熱性能が高いということは外気の影響も
受けづらいということになります。

UA値は以下の式で求めることができます。
外皮平均熱貫流率(UA値)
=熱損失量(w/k)÷外皮面積(㎡)

実際にどのくらいの数値が基準になるかは
住んでいる地域によって区分され、大きく8つの地域に
分かれており、ほとんどが
6地域に区分されており、この場合UA値が0.87以下だと
一定の省エネルギー基準に該当することになります。

このUA値は、間取りや仕様が決まると建築前でも
計算によって求めることができます。
計算にはサッシの種類やガラスの種類、
断熱材の種類と厚みやその施工方法が関わってきます。

つまり、性能の良い断熱材を使用し、より高性能な
サッシや何層にもなるガラスを使用することでUA値が
低くなり、断熱性能の良い新築マイホームになります。


ηAC値とηAH値とは


UA値と同じ断熱性能を示す『ηAC値』『ηAH値』
というワードを聞いたことがある方も
いらっしゃると思います。

このふたつは、暮らす新築マイホームにどのくらいの
日射が入ってくるのかを示す
平均日射取得率を表しており、冷房期を『ηAC値』
暖房期を『ηAH値』で表しています。
この数値が大きくなるほど家の中に陽の光が
入ることになるため、ηAC値が低く、ηAH値が高いと
夏は涼しく冬は暖かいお家になるということですね。


気密性能について



ここまで断熱性能についてお話してきましたが、
断熱性能を機能させるためには『気密性能』も
重要になります。
どれだけ断熱性能の高い新築注文住宅を建てても、
隙間があれば漏れ出てしまいますよね。

この気密性能も断熱性能と同じく基準になる
数値があり、それを『C値』といいます。
C値とは相当隙間面積と呼ばれ、同じ面積に対して
その空間にどのくらいの隙間が発生しているかを
表します。

C値は以下の式で求めることができます。
C値(㎠/㎡)=家全体の隙間面積÷床面積(㎡)

一般的にC値が1.0を下回れば気密性が高いと
されていますが、アレスホームの新築注文住宅では
それをさらに下回る気密性で高断熱・高気密を
実現しています。

また、気密性能を高めることで空気の循環が
悪くなるのではという心配も出てきますが、
アレスホームでは第一種換気システムが標準装備
のため、熱を逃がすことなく効率よく換気が行えます。
断熱性能・気密性能・換気性能の3つの
バランスが良いとそれぞれの効果が有効になる
ということになります。


まとめ



今回は、断熱性能と気密性能について
基準の数値についてご説明してきました。
かなり専門的なワードにはなるので少し難しいお話に
なりましたが、新築マイホームを建ててそこで
快適な生活を送るには断熱・気密・換気のバランスが
大切になってきます。

住宅会社、ハウスメーカー、展示場、工務店などを
訪れる際には見える部分だけでなく、こういった
性能面も注視することをおすすめします。

アレスホームでは、実際に内部の構造を見ることのできる
ブースをご用意しており、断熱材の材質の違いや
サッシの種類による性能の違いなどを体感いただけます。
お家を建てるなら
ぜひ一度お近くのアレスホームまでお越しください♪
※画像はすべてイメージです。
 
→アレスホームのInstagramはコチラ
→アレスホーム公式アメーバブログはコチラ