家づくりコラム
2022.05.16
▼【愛媛・新築】いまさら聞けない!基礎工事って何をしてるの?
#管理人さん
住宅の基礎はどうやってできるの?こんにちは!
突然ですが、新築・マイホームの購入をご検討中の皆さん!
住宅の基礎についてどのくらいご存知でしょうか?
新築、注文住宅、一戸建て、平屋住宅が建ってしまうと見えない部分ですので
なかなか見る機会も少ないと思います。
そもそも基礎工事とは名前の通り新築・マイホームにおける重要な
土台ともいえる”基礎”をつくる工程で、地盤と建物を繋ぐ重要なパイプのような役割となります。
具体的にどのような作業をして、どのように進んでいくのか知っておくとお家づくりが
さらに楽しくなるかもしれません。
今回は、基礎工事のあれこれをお話していきます!
基礎工事は3種類まずは、基礎工事にはどんな種類があるかご紹介していきます。 ベタ基礎現在、今治市の新築・注文住宅に多く採用されているのが、ベタ基礎です。 ベタ基礎とは、家の床下部分全体にコンクリートを流し込んで作られる基礎のことで、 基礎全体で建物から地盤に力を伝えます。 床下のコンクリート部分まで鉄筋が入っているのも特徴です。 使用するコンクリートの量は多いですが、基礎を造るために掘る土の量や 型枠使用量が少なく、施工しやすいといったメリットがあります。 布基礎布基礎とは、日本の住宅に昔から使われてきた基礎です。 床下全体ではなく、家の壁に沿ってコンクリートを流していきます。 断面図は縦に逆T字がいくつも並んだような形をしていて、 それを薄いコンクリートで横に繋げています。また、鉄筋は使用されません。 ベタ基礎よりも地盤に接する面積が小さいため、地盤の強度が比較的大きい土地で 利用することができます。 SRC基礎SRC基礎は、蓄熱床工法や逆ベタ基礎とも呼ばれる工法です。 外周が立ち上がり基礎で形成されており、内周にはH形鋼材と呼ばれる素材を組み込みます。 さらに、床下いっぱいに砂利とコンクリートを敷き詰めます。 ベタ基礎よりコンクリートを流す作業が1回多いため、工程が多く大変になります。 基礎工事の工程基礎工事の工程は大きく分けて7つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。 ①地縄張り・遣り方工事地縄張りとは、縄やビニール紐などを実際の敷地に張って建物の位置を確認する作業のことです。 今治市で新築・注文住宅を建てる際、着工後一番初めにする工程で、とても重要な作業です。 遣り方とは、図面に記載のある建物の位置や高さを、実際の敷地に写すためにつくられる 仮の杭のことをいいます。 建物の正確な位置を決める重要な作業となります。 ②掘削工事「根切り」とも呼ばれるこの掘削工事では、基礎を造るために地盤を掘り起こします。 ③砕石敷き②の工程が終わると、砕石と呼ばれる石を敷き詰め、ランマーと呼ばれる機械で 地盤を固めていきます。(=地業) この作業により、建物がすぐに沈んでしまうことを防いでくれます。 ④捨てコンクリート流し③の工程ののち、職人さんが作業をしやすいようにコンクリートを流すことがあります。 このコンクリートは建物の強度には直結するものではありませんが、 今後の作業をしやすくするためにも大切な作業です。 ⑤配筋配筋とは、工事現場でよく見る、このような鉄格子のようなものをいいます。 必要な本数を図面通りに組み立てていきます。 この配筋の工程は、基礎の寿命や強度に直接影響するため、建築基準法により 様々なルールが決められています。 ⑥枠型を組みコンクリートを流す木製や鉄製の枠を組み立て、アンカーボルトと呼ばれる建物の構造材とと基礎をつなぐ 金属製の部材を設置します。 そのあと、コンクリートを流し入れ、枠型を外すまで数日置いておきます。 ⑦型枠を外す枠型を外し、コンクリートにひび割れがないかなど、仕上がりの状態を確認します。
\ここでようやく基礎工事の完了です/
今治市で新築・注文住宅を建てる際、着工から基礎工事が完了するまで、
おおよそ2~3週間ほどかかります。
こんなに多くの工程を経て、新築・マイホームを支える基礎が出来上がるんですね。
基礎工事の種類について、3種類をご紹介しましたが、弊社アレスホームでは
ベタ基礎にて基礎工事を行っています。
基礎底面の面積が大きいため、荷重を分散させ地盤に伝えることで
建物全体をしっかり受け止めてくれます。
また、強度を計算し、補強が必要な場所に応じて鉄筋の太さや間隔を変更しているので
より丈夫な基礎になっています。
新築・マイホームを建てた後では見えないところだからこそ、徹底的にこだわります。
まとめ今回は、意外と知らない!?基礎工事のあれこれをご紹介してきました。
素人には何をしているのかわかりにくい基礎工事ですが、少しでも予備知識があると
ご自身の新築マイホームが建つ様子をよりリアルに感じていただけるかと思います。
地震に強い家、頑丈な家...どれも基礎の工事が要となってきます。
建った後には見えない箇所だからこそ、ぜひご自身の目で確かめてみることもオススメします!
※画像はすべてイメージです。
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