家づくりコラム
2022.09.25
▼下屋(げや)って何?
#管理人さん
下屋(げや)とは?新築、注文住宅、一戸建て、 平屋住宅をご検討中の皆様、こんにちは! 家づくりを始めていくうちに、これってどういう意味? と疑問に思うワードに出会うことが多くあると思います。 その中でも多くのお客様から疑問にあがる言葉の 一つとして今回は『下屋(げや)』について ご紹介していきます。 皆さん、『下屋』という言葉をご存知ですか? 下屋とは屋根の一種で、母屋に付属した屋根のことを いいます。わかりやすく言うと、家の一番上にある 屋根ではなく、玄関などにちょこっと乗っている屋根が 下屋になります。 実はこの下屋、新築マイホームの外観に大きく影響 するんです。 下屋が造られる場所そもそも下屋が造られるのはどういった部分 なのでしょうか。 様々ありますが、大きくわけて3つあげられます。 一つが玄関ポーチ部分です。 これは、玄関内部に雨水が侵入するのを防ぐ 役割があります。そのため、少し軒先を伸ばして 玄関に雨が吹き込まないようにします。 また、玄関部分を下屋にすることで建物の凹凸ができ メリハリのある外観になります。 二つ目が二階部分のない一階部分は下屋になります。 先ほどの玄関ポーチと同じく、外観にメリハリを つける効果があります。 また、高齢者が住む部屋や書斎など、上部に部屋が あることで生活音が気になる場合などは二階を造らず 下屋にすることで静かな部屋にすることができます。 三つめは縁側や物置です。 下屋を造ることでその下の空間を物置や縁側として 使うことができます。 下屋次第で外観は大きく変わる前項でもお話しましたが、下屋は新築マイホームの 外観デザインに大きく影響してきます。 画像のようなお家では見た目にメリハリが出て スタイリッシュな印象ですよね。 しかし、あまりこの下屋を増やしすぎると 「間取りづくりで少し余った部分があるから とりあえず付けた」感が出てしまい、見た目があまり 美しくありません。また、小さな下屋はあればあるほど うるさい印象を与えてしまいます。 新築マイホームの外観を意識する際は、下屋の見え方が いかに自然であるかが大切になってきます。 下屋がある家のメリットデメリットでは、新築マイホームを下屋のある家にした場合の メリット・デメリットをご紹介していきます。 ◆主なメリット ・夏場は室内が涼しくなる 外壁や窓に直接夏の日差しが当たらないので室内の 高温化を防ぐことができます。 冬は日射角度が低いため、日差しを遮ることなく ちゃんと室内を温めることができます。 ・空間を活用できる 屋根があるため、物入れや自転車置き場、洗濯物干し場 などに有効活用できます。 ・雨天時でも体が濡れない 下屋があることでちょっと物を取りに行く時や 屋外を掃除する時に体を濡らすことなく行えます。 ◆主なデメリット ・居住空間が少なくなる 敷地境界線から下屋がはみ出ることはできないため 必然的に室内面積などの居住空間は狭くなります。 ・建築費の増加 下屋自体はいわゆる屋根です。 追加で屋根を付けることになるためその分建築費は 多くなります。 まとめ今回は下屋(げや)についての疑問や影響について ご紹介してきました。 これから新築マイホームづくりを 始める方は間取りのプラン作りのタイミングなどで 耳にする機会も多くなるワードかと思います。 下屋はご紹介した通り、マイホームの外観デザインに 大きく関わってくる部分になります。 下屋を付けることで家の大きさを調整できるので便利ですが 適当につけた下屋は家のバランスを乱してしまいます。 外観が気になる方はもちろん、そこまで外観を気に していない方も下屋を見ることで色々なことがわかります。 ぜひ、注目してみてください。 アレスホームではプロの設計士がお客様のご要望をもとに 理想のプラン作成を行っていきます。 今回の記事を参考に、どんなお家にしたいかぜひ 理想をお話しください! ※画像はすべてイメージです。
|
-
管理人さん
最近書いた記事
-
店舗別アーカイブ
-
スタッフ別アーカイブ
-
タグ別アーカイブ