家づくりコラム
2023.02.26
●新築を建てる時に地盤調査は必要?
#管理人さん
地盤調査についてこんにちは!
新築マイホームの建築が決まると、建築予定の
土地に建物を建てられるかを確認する
”地盤調査”が必要になります。
この地盤調査、それなりの費用が掛かるため
できればやりたくないと考える方もいるのでは
ないでしょうか。
ですが、建物ごとに最適な基礎や構造を考える
ために必要なものであり、必ずやるべきことの
ひとつです。
今回は、そんな地盤調査について基礎的な知識
を解説していきます。
地盤調査とは?地盤調査とは、新築マイホームの建築時に土地の 荷重や沈下に対する強度を調べ、建築物を安全に 支えられるかどうかを調査することをいいます。 地盤なしで、地盤が軟弱な地域に建物を建てると 地盤沈下や家が傾くなどの危険性があります。 特に日本は、地震をはじめとする自然災害が多い ため地盤の強さは大切ですよね。 そのような自然災害から家屋の倒壊を防ぐべく 構造耐力(地震等に耐える力)を工事前に計算 する【構造計算】を行います。 そして、この構造計算をするために地盤の状況を 調査し、その結果とともに建物のプランとあわせて 最適な構造を検討していきます。 また、地盤の強度だけでなく、昔からある土地 なのか切土や盛土など宅地造成を行った土地なのか 地下水位の把握、液状化を起こす可能性などもm 調べることができます。 ◆地盤調査の方法 ・スクリューウエイト貫入試験 (旧:スウェーデン式サウンディング試験) この方法は、一般的な住宅を建てる際の地盤調査に 用いられることの多い調査方法です。 鉄の棒を地面に垂直に差して地盤の強度を調べます。 敷地の四隅と真ん中の計5か所で調査するのが一般的 です。 ・ボーリング調査 ボーリング調査は主にマンションや規模の大きな 建物を建てる際に用いられる調査方法です。 ボーリング機械を用いて地面に穴を掘り、そこに ハンマーを落下させて強度を測ります。 地質の状態まで調べることができ、費用は25万円 から30万円前後になります。 地盤調査の結果に問題があったら地盤調査によって問題が見られた場合は”地盤改良” を行い、強固な地盤に改良する必要があります。 地盤改良のやり方には3種類あり、それぞれ特徴が 異なります。 ・表層改良工法 表層改良工法とは、2mほど土を掘り、セメントなど を入れて地盤を固める方法です。地盤が強固な支持層 が比較的朝愛想にある場合に行われます。 ・柱状改良工法 何本ものコンクリートの柱を地面に打ち込んで地盤を 強化する方法です。 直径60cmほどの穴をあけ、そこからセメントと水を 注入して土と混ぜて攪拌させ柱を作ることで地盤を 強化する方法です。2~8mほど軟弱な層が続き、表層 改良工法ではできない場合に用いられます。 ・鋼管杭工法 鋼管杭工法とは、柱状改良工法と同じ方法ですが セメントの柱ではなく、鋼管で地盤を強固にする 方法のことを言います。工事にあまり時間がかから ないため、工期を短くしたい場合に用いることや、 狭小地でも工事が可能です。 まとめ今回は、新築マイホームを
建てる際になぜ地盤調査が必要なのかご紹介
いたしました。
せっかく頑丈な建物を建てても、地盤が軟弱な場合は
地盤沈下等のリスクがあり安心に暮らせないですよね。
さらに、結果によっては安心して暮らせるように
地盤改良も必須になります。
もちろん、今回お話しした内容はかなり専門的な内容
になりますので、詳しくは住宅会社・ハウスメーカー・
工務店の担当者がしっかりとご説明いたしますので
ご安心ください。
また、地盤調査や地盤改良には費用が掛かりますが
そのあたりもぜひお気軽にお問合せください。
※画像はすべてイメージです。
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